施工事例に戻るカメラ部分拡大弊社ではイベントで使用するような機構物でも可能な限り設計、製作、設置を行っています。今回ご紹介するのはソラマチで開催されたSociety5.0科学博で展示された、海洋研究開発機構(JAMSTEC ジャムステック)様のAI展示用回転カメラ台の製作依頼です。機器全体機器の概要ですが、4分割された熱水鉱床のジオラマの周囲をカメラが旋回撮影し、同時にジオラマに配置されたモデルをAIを使用した画像認識で判定していくというものです。弊社ではこの回転するカメラ台の製作を承りました。工事工程回転カメラ台 パーツ熱水鉱床のジオラマの底面が縦横約1.6mと大きかったので、搬出入のことを考慮しカメラ台は分割できるようにしました。回転カメラ台ベースまずは回転カメラ台のベースにシャフトとカメラアームを取付て基本的な部分を組み立てます。外側のフレームの取付次に周辺のフレームを順次取り付けていきます。ケーブル類を配線最後に機器類への配線、整線を行って回転カメラ台としては完成です。(写真ではまだ整線を行っていません。また、カメラやその他の機材は弊社での担当ではないので取り付けられていません。)熱水鉱床のモデルを乗せての動作確認カメラ台の完成後、熱水鉱床のモデルを乗せての動作確認や噴煙のオブジェの取付、カメラやプログラムの調整など弊社担当外の作業を行っていただきます。噴煙やカメラの調整各調整完了後、ソラマチへの搬入のため一旦全てをバラします。カメラ台組立ソラマチにて搬入されてきたカメラ台を組み立て、動作確認、調整を行います。カメラなどの調整噴煙のオブジェやカメラの取付、調整を行っていただき問題ないことを確認し、無事作業完了です。